消えゆく海岸沿いの砂浜。ウミガメの足跡に残された悲しい現実とは…

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今では、海岸側の砂浜に欠かせないテトラポッドなどのブロックがありますが、そのブロックによって命を落とすウミガメがいます。

そこには、心が痛くなる現実があります。

 
 

愛知県の南東にある表浜海岸では、絶滅危惧種のアカウミガメが毎年産卵に訪れています。

しかし近年、海岸の人工化が進み、ウミガメが無事に産卵を終えることは難しくなっているそうです。

海岸近くの砂浜には必ずと言っていいほど、テトラポッドなどのブロックが設置されているのは皆さんも気づているはずです。

そもそもテトラポッドって何か分かりますか?

 

テトラポッドとは…

外海に面した地域では、水深が浅くなる海岸近くに於いて波の影響により海岸線が浸食されることがある。特に戦後は日本全土の水系に大量のダムが建造されたため、河川から河口や海岸線への土砂の流出と堆積が極端に少なくなり、著しい海岸侵食が発生している。さらに、海岸線近くにまで建造物が建てられていることが多く、一層海岸線の浸食を防ぐ必要性がある。
このため、海岸沿いに多数の大型ブロックをかみ合わせて並べることで、波のエネルギーを減衰・消散させる目的で設置される。設置される場所は海岸線の他、離岸堤(人工の離水海岸)として沖合に設置されることもある。
また、ブロックをクレーンで積み上げるという施工性の容易さから、近年では海岸ばかりではなく砂防、治山などの防災工事の現場でも利用されており、火山噴火の際の緊急工事などに利用されている。(Wikipedia)

Wikipediaの書いていることをまとめると海岸を波の浸食から守るということですね。

私たちはこのようにして、海岸を守っていますが、アカウミガメにとっては悲惨なことなのです。

 
 

タートルトラック(ウミガメの足跡)

砂丘を目指し、海岸沿いに刻まれたタートルトラック(ウミガメの足跡)

ブロックに阻まれては移動し、また阻まれる…アカウミガメの足跡を見ると、無事産卵することができたのか、心配になってしまいます。

産卵のピーク時には、こういったタートルトラックがいくつも見られるそうです。

仮にブロックを超えて産卵ができても、ブロックに帰り道を阻まれ海に戻ることができず、そのまま死に至ってしまうことも珍しくありません。

また、ブロックを超えた先で生まれたアカウミガメの赤ちゃんたちも、海にたどり着くことができないことがあります。

アカウミガメは、絶滅危惧種にも登録されています。

そこでアカウミガメを守るために立ち上がったのが、NPO法人表浜ネットワークの田中雄二さん

田中さんは、以前から表浜海岸の問題や課題などを子供や企業に伝える活動を行ってきました。

そして、もっと多くの人に現状を伝えるため、クラウドファンディングで皆さんの協力を求めたのです。

人間の安全目的で作られたブロックが、アカウミガメの命を危険にさらしているのです…

この活動が広がっていき、アカウミガメも住みやすい表浜海岸になることを願っています。