俺『どの部屋も家賃1万円なんですよね?』不動産屋「はい。一週間ともたず出ていったという話ばかりです」『1ヶ月住めたら9千円にしてください^^』⇨トンデモナイ展開に・・

『どの部屋も家賃1万円なんですよね?』

不動産屋「はい。一週間ともたず
出ていったという話ばかりです」

『1ヶ月住めたら9千円にしてください^^』

⇨トンデモナイ展開に・・・

家賃1万円の物件を借りた結果①

長い話になるよ。

まとめようと思っても、なんか言い足りないくらいでさ。

頭良くなくて、デブなやつがいたとするでしょ。

そいつが、もし小学生で大人が驚くほど歌が上手だったら、

どう育つと思う?

一つの例だけど。

僕の場合、歌を拠り所にして、

歌に人生賭けたいと思うほどの大人に育った。

高卒で、母と取引をして上京、

上京に反対してる伯父を母にとめてもらって、

実家の支援なしで突っ走ったよ。

高校時代からバイトして溜めた、三十万ぽっち握りしめてね。

不動産屋で実家に連絡とられると、

伯父が出たら連れ戻したいなんて言われたりして。

それでもどうにか、

事情を説明して母と連絡とってもらってさ。

で、実家の支援が受けられないから…

どんな問題があってもいいから、安い部屋をって頼み込んで。

カプセルホテルで三週間くらいすごして、

ようやくみつけたのが、すさまじいアパートだった。

場所は都庁が見えるとこ。渋谷区なんだけどね。

ちょっと出たとこの通りからほんと都庁が見えるのね。

とりあえず、物件下見にいったときに、

なんかものっすごい寒気したの。寒気。

当日はうららかな春の見本みたいな日だったのよ。

その部屋、日当たりもいいのよ。

つきそいの担当者は、アパートの門の前で鍵だけ渡して、

みてきてくれって始末。

郵便受け見ると、一階二階にそれぞれ三室あるはずなのに、

埋まってるのは下だけ。

で、階段上る途中で、二階のどこかの部屋から、

足音がきこえたような気がする。

とりあえず手近な扉からあけたら、

なんか誰かいたような気がする。

部屋はいって即、となりの部屋との境となってる壁の四隅にね。

木製の板に見慣れない模様が刻まれてるようなのが、

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