式中、新婦の祖母が眠るように亡くなってた。
そこにサプライズで
『新婦から大好きなおばあさんに花束を!』
新婦の祖母が眠るように亡くなってた①
新婦とは幼稚園からの幼馴染み。
出席の際、懐かしいとアルバムから
新婦がよく写っている写真を何枚か持っていった。
披露宴には新婦のおばあさんもいて、
この日のためにとホームから来たらしい。
おばあさんに写真を
見せるととても喜んで、ずっと撫でていた。
宴も進み、ケーキカットとなった時、
みんな新郎新婦に視線が行く中、
ふとおばあさんを見たらうつむいていた
何気なく近寄ったら肩が動いていない。
嫌な予感に新婦のお母さんに耳打ちすると、
えっ!?とおばあさんを見て傍に寄った。
間に私はカメラ構えて撮りに行こうとする
同じテーブルから、
看護婦の友人を引っ張って来て、様子を見せた。
友人は脈を取り、首を振った。
救急車を呼ぶかどうするかという話になったが、
それでは披露宴が壊れかねない。
それはおばあさんも嫌だろう、
との新婦お母さんの判断で
そのまま終わるまでそこにいてもらうことにした。
みんな恐らく寝ているだろう、
くらいにしか思わないはずと。
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